- モラハラ
- DV
- 不倫
- セックスレス
- 価値観の不一致
このような理由で一度は離婚を考えたことがある人が多いと思います。
人生100年時代。そもそも1人のパートナーと一生添い遂げるのに無理があるのではないでしょうか。
しかし、お金の問題、住む場所、子どものこと…離婚は人生に大きな影響を与えるため、慎重に準備を進める必要がありますよね。
どこから手をつければいいのかわからない、と悩んでいる方も多いはず。
そこで今回は、離婚前に準備しておくべきことを具体的に解説します。私が実際に進めている準備についてもお伝えしますので、離婚を考えている方はぜひ最後まで読んでいただければと思います。
離婚前に準備しておくべき6つ
離婚は感情的な問題だけでなく、経済的・実務的な準備が重要です。
勢いで離婚を決めてしまって、後から思わぬ困難に直面することがあるかもしれません。
そこで離婚をスムーズに進めるために、事前に考えておくべきポイントをまとめました。
- お金の問題をクリアにする
- 不倫やDVがあるなら証拠集めをする
- 仕事を探す
- 貯金をする
- 公的援助を調べる
- 弁護士に相談する
離婚準備1:お金の問題をクリアにする
まず、お金の問題を整理することが大切です。
離婚後の生活費や引越し費用、子どもの学費など、必要な経費を把握しておきましょう。
特に別居する場合や離婚調停に進む場合は、費用がかかるため、事前に準備が必要です。
離婚準備2:不倫やDVがあるなら証拠集めをする
相手が有責配偶者である場合は、証拠集めも重要です。
例えば、不倫やDVがある場合は、慰謝料を請求するために証拠を集めておかないといけません。
・スマートフォンのメッセージ
・写真
・日記
など証拠になりそうなものは全て保存しておくと役立つでしょう。
離婚準備3:仕事を探す
安定的に収入を得られる仕事を見つけるのが大切です。
仕事を確保して経済的な自立を目指すことも大切です。
もし現在専業主婦やパートタイマーの場合は安定した収入を得るために再就職の準備を進めましょう。
離婚準備4:貯金をする
「安定した収入を得るために仕事をしましょう。」と伝えましたが、子どもが幼い、介護をしている、または自身が病気療養中など、すぐに仕事に就けない場合は、まずはお金を貯めることに集中しましょう。
最近は、自宅でも稼げる仕事があるので調べてみるのもいいかもしれません。自宅でチャットレディをして収入を得ているという人もいらっしゃいます。
離婚準備5:公的援助を調べる
シングルマザーとして受けられる手当や支援制度があります。自治体によっても異なりますので児童扶養手当や医療費助成など、自分にどのような支援があるのかを事前に調べておきましょう。
離婚準備6:弁護士に相談する
・財産分与
・親権
・慰謝料
このような法的手続きが関わる問題については弁護士のサポートが必要になってきます。
法テラスで費用を抑えながらサポートを受けられる制度もあるので、予算が心配な方は調べてみてくださいね。
私が離婚に向けて進めていること
ここからは、私が実際に進めている離婚準備の内容を紹介します。私が直面した課題や、具体的に行ったことをお伝えし、同じように離婚を考えている方の参考になればと思います。
まめ離婚準備1:フリーランスを辞めて正社員として働く
私は今までフリーランスとして、WebライターやSNSの運用をメインに仕事をしてきました。フリーランスは自由度が高く、自分のペースで働けるという魅力がありますが、収入が安定しにくいというデメリットにずっと悩んでいました。
特に、離婚後の生活を考えると安定した収入が必要だと感じたため、思い切って正社員として働く道を選びました。
正社員になることで、毎月安定した給与が得られるだけでなく、社会保険や福利厚生も利用できるため、将来に対する不安が減ります。
また、子どもの学費や生活費、老後の費用なども計画的に準備しやすいのもメリットです。
もちろん、専業主婦やパートタイマー、フリーランスから正社員への転職は簡単ではありません。
履歴書の作成や面接対策など、多くの準備が必要ですし、年齢の壁もあります。
しかし、長期的に考えると正社員として働いている方が生活が安定しますし、離婚後の自立した生活を築くためには安心材料となります。
まめ離婚準備2:NISAを活用して資産を増やす
離婚を決意する前から投資は始めていました。資産を増やすためには、
・収入を増やす
・支出を減らす
この2つの方法しかありません。
しかし、なかなか賃金が上がらない昨今では、投資をして「お金にも働いてもらう」という考え方が常識になりつつありますよね。
その中でも、NISA(少額投資非課税制度)は、投資の利益が非課税になるため、資産形成の有効な手段です。
NISAでは毎年一定の投資額が非課税で運用できるため、リスクを抑えながらも効率よく資産形成できます。
私の場合は、インデックスファンドを中心に選び、安定した成長を目指して運用しています。
まめ離婚準備3:夫に離婚の意思を伝える
夫に離婚の意思をLINEで伝えました。面と向かって話す勇気がなかったので、セックスレスが辛いから離婚してほしいという内容をメッセージにしたのです。
夫からの反応は「いずれそう言われると思っていました」というもので、驚いている様子はありませんでした。
これまでにセックスレスについて何度か話し合ったことがあったので、夫にとっても突然の話ではなかったのでしょう。
ただ、今後きちんと話し合いの場を設ける必要があることは分かっています。まずは自分の気持ちを伝えたことが一歩前進になったと感じています。
まめ離婚準備4:友人に相談する
離婚を考える上で、信頼できる友人に相談することは大きな助けになります。
私が相談した友人は離婚に反対することはなく、「セックスレスでつらい思いをしているんだから、自分が損をしないように進めた方がいい」と助言してくれました。
「本当に離婚するべきか?」
「セックスレスで離婚なんてただのわがままではないのか?」
色んな思いがよぎります。
そんなときに友人から、冷静かつ思いやりのある意見をもらえたのは励みになりました。
大事な決断をする前に、一人で抱え込まず、信頼できる人に相談することをおすすめします。
まめ離婚準備5:弁護士に無料相談を受ける
正直なところ、私も本当に離婚するべきなのかどうか迷うときがあります。
そんなふうに気持ちの整理がまだついていない状態でも、弁護士に相談することは可能です。
実際、私が弁護士の無料相談を受けた際に、「別居をした方が、婚姻関係が破綻していると見なされるため離婚をスムーズに進められる」という話を聞きました。
このように具体的なアドバイスをもらえたことで、自分の気持ちを冷静に整理し、次のステップを考えられるようになります。
無料相談を提供している弁護士事務所も多いので、まずは今の夫婦関係について話を聞いてもらい、それをきっかけに本当に離婚するべきかどうかを判断する手助けにしてみてはいかがでしょうか。
弁護士に無料相談した際の話はこちらも参考にしてください。
現実的なステップを1つずつクリアに
離婚を考えることは、誰にとっても大きな決断です。しかし、無理に急いで結論を出す必要はありません。大切なのは、自分が不利にならないように経済的な安定や住まいの確保など、現実的なステップを一つずつクリアしていくことです。
迷っているなら、弁護士や信頼できる友人に相談して客観的な意見を聞くのもいいと思います。情報を集め、選択肢を整理することで、最終的に自分にとって最善の道が見えてくるはずです。
焦らずに自分自身を大切にしながら進んでいきましょうね。
