「最近、夫からの夜のお誘いがなくて寂しい」「彼氏とのセックスはワンパターンで全く楽しめない」
どんなに愛し合っているカップルであっても年月が経てば経つほど、夜の生活が馴れ合いになってしまうことは仕方ないことです。ただし、どちらかが強い不満を持っていたとしたら、いずれどうなるでしょうか・・・?
そこで今回は、セックスレス改善講座として「セックスのマンネリを克服するための方法」をご紹介します。セックスレス防止のための具体的なアイテムも紹介しているので、ぜひ最後までお読みください!
そもそもセックスのマンネリ化って何?
“マンネリ”とは、マンネリズム(mannerism)の略。 現在では、「新鮮味がなくなる」「新たな魅力性が弱いこと」「同じ単調でつまらない」という否定的な意味合いを持っています。
これをセックスのマンネリに当てはめると、付き合い始めの頃は新鮮で刺激的だったのに、月日を重ねるにつれ、セックス内容がワンパターン化してしまい、新鮮味や物足りなさを感じてしまうという状態のことです。
セックスのマンネリ解消の重要性
株式会社リクルートマーケティングパートナーズが、新婚の男女618名に「性生活事情」について調査した結果、23.5%が性生活に不満を抱いていることが分かりました。性生活に不満を抱えている理由について深くひも解いてみると、「内容のマンネリ」が4割以上集めて1位という結果でした。
夫婦の性生活の不満というのは「セックスの回数が足りない」というイメージをつい持ってしまいがちですが、実際のところはセックスの回数よりもセックスの内容(マンネリ)に不満を持っている方が多いことが判明されたのです。
その一方で、現状の性の悩みに対して前向きな行動ができていない方が半数以上いるということも明らかとなっています。
引用元:「いい夫婦の日(11月22日)直前!イマドキ夫婦の寝室コミュニケーション事情が判明!約6割の新婚夫婦が理想とは違う性生活を送っていた!?理想のSEX頻度は〇日に1回!大事なのは量より質・・?」株式会社リクルートマーケティングパートナーズ
セックスの内容に不満があると、やがてセックスレスに繋がっていきます。
セックスレスであっても仲の良い夫婦やカップルは存在するものであり、必ずしもパートナー間において100%セックスが必要であるとは言い切れないでしょう。
しかし、どちらか一方が、セックスを愛情表現の一つとして重要視しており、充実したセックスライフを送りたいと思いっているにも関わらず、それが叶わない状態だったとしたら、どうでしょうか。
やがて、不満が溜まっていき、浮気や不倫を繰り返したり、場合によっては離婚や別れへと繋がってしまうことは大いにあり得ることです。
このような最悪な事態へと発展しないためにも、セックスの内容(マンネリ)を甘く考えず、今のうちからセックスのマンネリ対策について考えておくことをおすすめいたします。
セックスのマンネリ解消!4つの工夫と具体的なアイデア
セックスのマンネリ化を解消するためには、カップル二人で前向きに行動していくことが大切です。
マンネリ解消のためには、4つの工夫が必要となってきます。
4つの工夫とは
1. 感度を高めること
2. 道具(アイテム)の助けを借りること
3. 印象をチェンジすること
4. 条件をチェンジすること
それぞれの解説と具体的なアイデアのご提案をこれからさせていただきます。
1. 感度を高めよう
まずは、あなた自身の感度を高めることから始めてみましょう。感じやすい身体になっていないとパートナーとのセックスに楽しみを見出せません。パートナーだけが気持ち良くてもあなた自身が気持ちよくなければ意味がないからです。
自分の身体と向き合うことで、オーガニズムの感覚をつかめたり、快感のポイントを知ったりと、パートナーとのセックスを楽しめるようになります。あなたが感じやすくなれば、パートナー側もあなたとのセックスに充実感を味わえるに違いありません。
<セルフプレジャー(マスターベーション)>
女性の膣の感度というのは、経験によって高まると言われています。たくさんの男性と経験をするという方法もありますが、それが難しいのであれば、セルフプレジャー(マスターベーション)で自分の気持ちよさを磨いていきましょう。
まずは、自分の身体に触ることから。自分が落ち着く場所でリラックスした状態で行いましょう。
パスタイム中にソープで泡をつくって全身をマッサージしながらでも良いですし、ベッドの上で横たわりながらでもオッケーです。
そのときに重要なのが想像力。愛しているパートナーや憧れの異性など、愛撫されたい人を想像しながら、自分をさらけだす練習をしていきましょう。
<色々なアダルトビデオを観る>
もともと女性は想像力が豊かではありますが、その想像力にも限度があります。そんなときにアダルト動画を見ることで、妄想や想像の世界をもっと広げていくことができます。
アダルト動画の世界を自分に置き換えながら、セルフプレジャーを行うことによってオーガニズムに達しやすくなっていきます。オーガニズムを経験すればするほど、女性の感度は高まっていくので、アダルト動画をいろいろと見ながら自分を解放してみてください。
2. 道具(アイテム)の力を借りてみよう
最近セックスレスだなと感じたら、道具(アイテム)の力を借りてみるというのもいいかも!
ラブグッズなどの道具を使うことは恥ずかしい、はしたないものと感じている女性も少なからずいます。ですが、ラブグッズを使うことで、二人のコミュニケーションはより円滑になることも多いです。
今や二人で楽しむラブグッズの種類も豊富でどれがいいか迷ってしまうくらいです。女性専用のネットショップもあったりするので、女性であっても人目を気にせずに購入できちゃいます。二人のコミュケーションをより刺激的に、円滑にするものとして取り入れてみてください。
<オイルを全身塗りまくる>
オイルのぬるぬるとした感触が好きな人は、セックスの最中にオイルを身体中に塗りまくってみてはいかがでしょうか。オイルは薬局に売っているベビーオイルで大丈夫です。布団やベッドの上にタオルをなど敷いておけば、オイルのシミを気にせずにプレイできます。
ベビーオイルにプラスして精神的な部分に作用するアロマオイルを1.2数滴たらしてみてもいいですね。アロマオイルの中でもイランイランは官能を呼び起こす香りと呼ばれており、性に対して解放する力を持っています。アロマオイルはいろいろな用途に使えるので、日頃から常備しておくと良いでしょう。
<前戯に大人のおもちゃ>
バイブやローターなどのアダルトグッズは、普段のセックスでは味わえない快感が得られます。
挿入時にお互いが気持ちよくなるSVRという商品もありますが、挿入前までに身体を温めて血流をアップさせておいた方がイキやすいので前戯のときに使用するアイテムを選ぶことをおすすめします。
女性に人気の大人のおもちゃといえば、『ウーマナイザー』。クリトリスに直接触れずに吸うという画期的なアイテムでその快感はまるで本物のオーラルセックスをされているかのよう。サイズ、機能など自分好みのものを選び、その快感をパートナーと一緒に楽しんでみてはいかがでしょう。
もし、電マを使用するのであれば、肩や腰をマッサージしてみて徐々に・・・という流れにシフトしていく方が盛り上がります。いきなりパワー全開でやるのはNG!まずは刺激の少ない震動の弱い状態で、かつ下着というフィルターがあったほうが良いかな、と個人的に思います。
<潤滑ゼリー>
潤滑ゼリーは、膣内に入っても安心な成分で作られており、トロッとした体液に近いテクスチャーです。「セックスの挿入時に痛みがあって乗り気でない」「気分は乗り気なんだけど濡れづらい」「もっと気持ちよく感じたい!」というときに潤滑ゼリーが助けになってくれます。
使い方や使用量には決まりはなく、女性の外陰部(膣)全体に気持ちいいと思える量を塗ってみてください。ダラダラと垂れることはありませんが、ベッドが汚れることが心配であるならば、ベッドの上にタオルを敷いておくと安心です。
3. 印象チェンジをしてみる
付き合いが長くなると、セックスが日常の一部となってしまい、性的な興奮を感じられなくなってしまいます。セックスする場所もいつもお決まりで、セックスの手順も想像できてしまう・・・。当然ながら、セックスしたいという気持ちも薄れていきます。
そんなときは、日常と非日常を意識的に切り替えてみると良いです。環境やシチュエーションを変えることで、パートナーからみたあなたの印象はガラリと変わります。たまには新鮮な刺激を取り入れてみてはいかがでしょうか。
<たまにはラブホテルで>
普段は自宅で・・・というカップルはたまにはラブホテルなど場所を変えてみてはいかがでしょうか。
現代のラブホテルはいろいろな工夫がされています。学校の教室やプラネタリウム、社長室などさまざまなシチュエーションをイメージしたホテルや豊富なコスプレ衣装がレンタルできるホテルもあります。
ラブホテル専用の検索サイト『ハッピーホテル』や『カップルズ』を利用すれば、部屋や設備、アメニティなどの条件から自分たち好みのラブホテルを簡単に探すことができます。
<シチュエーションプレイ>
衣装を変えてシチュエーションプレイをするというのも新鮮味があっておすすめです。
上司と部下、先生と生徒、変態整体師など、いろいろな設定が考えられます。ラブホテルでコスプレの衣装を借りる場合は、事前にどんな種類のものがあるか前もって調べてみた方が安心です。
とはいえ、コスプレに関してはお互いの気持ちが一致していることが大前提です。パートナーが乗り気でないなら、心から楽しめませんし、逆に二人の関係がギクシャクしてしまう恐れもあります。
前もってパートナーの好みと自分の好みが一致しているかどうか、探りを入れておく必要があるでしょう。
4. 条件をチェンジしてみる
多くのセックスレスのカップルは、セックスはこうあるべきだという常識にとらわれていたりします。
たとえば、「セックスは男性が誘うもの」とか、「女性はこうあるべき」とか、それがありきたりのプレイとなったり、マンネリ化の根本的な原因となってしまうことも多いです。
セックスとはこういうもの、男と女性はこうあるべきだ、といった固定観念を捨てて、新しいことにチャレンジしてみましょう。今まで気づかなかった楽しさや満足感を得られるかも知れません。
<オナニーの見せ合い>
オナニーの見せ合いというのもセックスのマンネリ解消に役立ちます。男性は視界で興奮する性質を持っているので、あなたのその恥じらいがパートナーにとって刺激的なスパイスになること間違いなしです。
大切なのは、パートナーがもどかしいと感じてしまうくらいゆっくりと恥じらいを持つこと。オナニーの最中は、目線を下に置くのではなくて、相手の目を見つめながら、というのがポイントです。恥ずかしい・・・といいながらも大胆かついいやらしい姿を期待しているので、そこだけは押さえておきましょう。
<スローセックスを深く味わう>
スローセックスとは、絶頂を目的とせず、セックスの行為にゆっくりと時間をかけて過程を大切にするセックスのこと。愛撫をソフトタッチに変えたり、ピストンをゆっくりと時間をかけたり、一つひとつの行為をより丁寧に行うことで、お互いが深い愛情を感じられるというメリットがあります。
スローセックスのメリットは、愛情の確認ができること。スローセックスの最中と終わったあとに精神的に満たされやすいので、最近パートナーからの愛情が感じられなくて寂しい思いをしている人やパートナーから愛されているか確かめたいという人はぜひチャレンジしてみてください。
<スワッピングで興奮を>
非常にハードルは高いけれど、絶大な効果があるのがスワッピングです。スワッピングとは、二組以上の夫婦やカップルがお互いに相手を交換して行うプレイのこと。
他人が自分のパートナーを相手にしている光景をみて、何とも言えないジェラシーが興奮する気持ちを高めていき、その興奮や刺激を持ち帰ることで、カップル同士がより激しく求め合うことができたりします。
スワッピング相手を探すなら、共通の知り合いがいた方がベター。仮にマッチングサイトを利用する場合は、厳格に身分証明を行っているマッチングアプリを利用した方が安心です。
<目隠し、拘束プレイ>
アイマスクなど目隠しのプレイは興奮度が高まります。人間の五感の一つである視力が遮られることで「これから何をされるのだろう・・・」という不安とドキドキとで不思議な気分になることでしょう。目が見えないことで気持ちよさに集中できるというのもメリットの一つです。
目隠しだけでなく、拘束プレイもありです。拘束プレイとは、タオルやネクタイなどを使って手や足を縛っていろいろなプレイをすること。縛られた側は、身体の一部が自由に動かないことで羞恥心を感じられますし、縛っている側も支配しているような優越感を味わうことができます。
最後に
どんなカップルでも長年付き合っていれば、セックスのマンネリ化という壁にぶち当たるもの。だからといって前向きな工夫や努力をせずに放置していたら、セックスレスとなり、二人の愛情は冷めていくかもしれません。
マンネリ化は、新鮮味のなさ、刺激のなさ、ありきたりな日々の結果生まれるものですが、工夫次第でいくらでも改善できます。セックスレスを回避するためにも、今回紹介したアイデアを参考にしていただけると幸いです!
「#セックスレス改善講座」では、セックスレス改善に役立つ情報発信を行っていきますので、引き続き、チェックしてみてください。