はじめに
オトナのお悩み保健室ではパートナーとの関係や性に関するお悩み相談を受け付けております。
相談実績の紹介コーナーでは、ご相談者様から了承をいただいた上でプライバシーを守るために、個人が特定されないよう内容を一部編集しております。
「セックスが苦痛で、今後肉体関係なしの夫婦でいたい」と夫から打ち明けられた30代女性からのご相談をご紹介します。夫婦の関係において、性の価値観の違いは大きな問題となり得ます。この記事では、専門家の視点から夫の心理と、今後の夫婦関係の築き方について解説します。
ご相談内容
「愛してるけど、この先肉体関係なしの夫婦でいたい」
初めまして。30代前半の夫婦です。
上の子の産後、夫が挿入できず、それをきっかけにセックスレスになりました。その後、夫の浮気を機にセックスを再開しましたが、現在は1年に1〜2回ほどしかありません。
夫に「セックスについてどう思ってるの?」と聞いたところ、
- 「以前できなかったことがショックで、セックス自体が苦痛」
- 「愛してるけど、この先肉体関係なしの夫婦でいたい」
- 「お前にまだ性欲があるなら、1年に1回くらいならしてもいいよ」
と言われました。
久しぶりにセックスをした後、「ストレスを感じて嫌だった。これであと1年しなくていいと思うとホッとする」と言われ、以来ハグやキスもほとんどなくなりました。
夫にとってセックスがそんなに苦痛なら、求めるのはかわいそうな気もします。どうすればいいのでしょうか?
お悩み相談への回答
夫が「セックスが苦痛」と感じる理由
夫の発言から、過去に挿入できなかった経験がトラウマになっている可能性があります。男性の性欲は愛情とは別の要素も大きいため、愛しているのにセックスを避けるケースもあります。
過去の失敗が自信喪失につながり、「また同じことになったらどうしよう」という予期不安が性欲を抑え込んでいる可能性があります。これは「もう傷つきたくない」という防衛反応とも言えます。
夫がリラックスできるセックスとは?
「セックスの最終目標=イクこと」と考えていませんか?
イク事にこだわると、どうしてもそれが達する事が出来なかった時に、挫折感を味わう事になります。
ですからイクことではなくて、お互いが感じる事がもっと大切と思ってみることです。
男性側は自分も相手もイカせなければいけないという義務感から解放され、リラックスしてセックスをする事ができるようになります。
セックスのことをオープンに話せるような関係性でいらっしゃるようですので、イクためではなく、感じるセックスに重点をおくように提案してはいかがでしょう。
リラックスして出来るようになるとセックス自体も変わり、パートナーさんにも変化が見られるかもしれません。
事が終わった後に、ご相談者さんが満たされているということが伝われば、パートナーさんにもこれがご相談さんには必要であるとわかっていただけるのではないかと思います。
夫婦の新しい関係性の築き方
セックスについてオープンに話せる関係性があるのであれば、以下のアプローチを試してみましょう。
- 「イクこと」より「気持ちよさ」を大切にする
夫に「感じることを楽しむセックス」を提案し、プレッシャーを減らしてみましょう。 - スキンシップのハードルを下げる
いきなりセックスを求めるのではなく、ハグや手をつなぐことから始めてみてください。 - セックス以外の愛情表現を増やす
「愛してる」と言葉にする、優しく触れるなど、セックス以外の形で愛情を伝えるのも効果的です。
夫婦の関係はセックスだけで成り立つものではありません。夫婦の新しい形を探ることで、二人にとって最適な関係性が見つかるかもしれません。

オトナのお悩み保健室で相談
- 専門家による安心のサポート
カウンセラー、助産師、弁護士、性のセラピスト、セクシー男優など、多様な専門家が悩みに寄り添いながらアドバイス - 匿名で気軽に相談できる
名前や顔を出さずに、LINEチャットやオンライン通話でプライバシーを守りながら安心して相談 - 今すぐ悩みを打ち明けられる
深夜対応のチャット相談で、寂しい・辛い気持ちをすぐに受け止めてもらえる - セックスレスや夫婦仲のリアルな解決策
25年以上、夫婦仲の問題に向き合ってきた専門家監修のもと、一人ひとりに合わせた具体的な改善策を提案
チャット放題
- 24時間365日いつでもチャットで相談
- 一律500円で7日間相談し放題

通話相談
- 事前予約の上通話で相談※顔出しは任意
- 専門家毎に金額が異なります

\ 初回無料相談受付中 /