【お悩み相談】夫は子育て・家事は協力的で満点パパですが、6年間のセックスレスです

はじめに

オトナのお悩み保健室に寄せられたお悩み相談をご紹介しております。

オトナのお悩み保健室ではパートナーとの関係や性に関するお悩み相談を受け付けております。
相談実績の紹介コーナーでは、ご相談者様から了承をいただいた上でプライバシーを守るために、個人が特定されないよう内容を一部編集しております。

目次

ご相談内容:夫は子育て・家事は協力的で満点パパ。でも男と女の関係はなくて良いというタイプです。6年間のセックスレスですが、私は 女性としてみてほしい。我慢しなければいけませんか。

6才になる子供がおります。妊娠がわかってから夫とはスキンシップがありません。元々会話はお互い少ないです。

 
家族を大事にしてくれ、子供の事、家事など率先して手伝ってくれますが、夫婦の時間を作ろうとしません。


子供がいるとその気になれないと言います。
また、1年前に友人に子供を託し、二人だけでコンサートに行く機会を作りましたが、終わるやいなや急いで帰るという義務的な感じに幻滅しました。

先日、本人に「夫婦の時間をたまには作ろう」と言いましたが、「子供の事を考えるとそれは出来ない」と言われました。

そんな中、習い事で憧れていた先生から、思わぬ告白を受けました。

習い事の時間だけ、女性でいたいという乙女心で、恋をしていました。

気持ちを打ち明けられ、憧れの方から女性として魅力を感じてもらえたという喜びがあり、こちらも気持ちを告白してしまいました。

しかしブレークをかけ、今はメール交換だけに留め、精神的な繋がりを保っています。この先、夫との関係が改善されないようであれば、ストップできない自分がいるかもしれません。

不倫はしたくないので、主人との関係改善を試みますが、どうしても無理そうなら離婚も視野に入ります。

主人とのセックスレスに関しての問題意識よりも、夫婦としての会話がないなどの寂しさを感じています。

休みの日は家族サービスしてくれ、パパとしては文句のつけようがありません。しかし、子供を通しての会話という感じです。

 
私が我慢をしないといけないのでしょうか。アドバイスお願いします。

ご相談への回答

子どものパパママという関係ではなく、夫と妻として、男と女として旦那さんとの関係を作りたいと考えてらっしゃることが、ヒシヒシと伝わってきます。

旦那さんが、育児や家事に時間を割く方なので、そんな優しい面を見ると「私のわがままなの?」「私が我慢しなければいけないの?」と感じてしまうでしょうね。

家族としては満点パパというイメージです。
とはいえ、ご相談者さまのように、夫婦二人のコミュニケーションを求めるのは全くおかしくありません。子供と一緒の家族の時間と、男と女二人の時間、両方のぞむ妻は、欲張り、子供がかわいそう・・などと白い目で見られる時代は終わりました。

これはもう価値観、結婚観の問題です

旦那さんが「子供が小さいうちは男と女は置いておいて、ファミリーとして助け合おう」というタイプなのですよね。

どちらかが間違っているということではないですよね。
夫婦の在り方については、すり合わせて、受け入れ合うのが最適です。

ご相談者さんが我慢しなければいけないとは思わないです。けれど視点を変えて考える必要はあります。

元々二人の会話が少ないということですし、旦那さんは、妻と面と向って話をしたり、愛情を確認しあったり、ということを得意としてない方なんだろうな、と思います。

「妻の気持ちがわからない」と見えても仕方ないです。

お二人の方向性が合ってないように感じています。

今の関係が改善されなければ離婚を視野にいれる、というのも決して間違ってはいません。

ご相談者さんの人生ですから、後悔のないようにしなければ。

意識を向ける点は、これです。
ご相談者さまの「心のコップ」を旦那さんが満たしてくれるかを採点しておられますが、逆に旦那さんの心のコップをご相談者さまが、満たすことでハッピーを感じることができるかを真剣に考える時期かと。

不倫に流されず冷静な判断を

憧れていた習い事の先生から告白を受けられても、ご相談者さまは「不倫はいや」としっかりした考えを持っています。

女性として見られたことに胸を躍らせることは、自然なことです。
いくつになっても女性として見られるのはうれしいですものね。


ただ、それはそれとして心に冷静な部分を残しておくことは忘れないでくださいね。ご相談者さまには、家族の幸せに対する責任があります。

ストッパーは当然必要です。

「不倫をしたのは、夫が私を女としてみないから」と旦那さんのせいにするのは間違いです。不倫は正当化してはいけないし、言い訳に夫を使うと、女が下がります。人生終わって天に召される直前に「後悔」の念を感じます。

離婚する覚悟がないのに、不倫に走ってしまったとしたら、それは自分の弱さに負けたことになります。


二人の未来の着地点を想像してみる。さまざまなシュミレーションをしてみる。

どんな結論を出すにしろ、旦那さんに全身全霊で向き合い、それでも受け入れられない場合に、結婚撤退を考えても遅くはなありません。

「セックスレス」という言葉が出てきていますが、ご相談者さセックスレス改善を望む以前の段階で、壁にぶち当てっておられます。

「夫にがんばって話しかけてよかった」「自分を信じてよかった」と心から思える日のために、ご自分の思考・行動を変えてみてくださいね。

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この記事を書いた人

「性をもっと自由に、もっと身近に」
正しい知識と小さなきっかけを通じて、一人ひとりが“わたしらしいセクシャルウェルネス”を叶えられる社会を目指しています。専門家とともに、性にまつわるさまざまな情報を、わかりやすく丁寧にお届けします。

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