女性がハマりやすい「セックスの思い込み」6つ──セックスレス脱却のヒント満載

こんにちは、大人のお悩み保健室 編集部です。今回はセックスレス改善の第一人者 三松真由美 さんと、恋愛カウンセラー 神田さゆり さんが YouTube で語ってくれた「女性のセックス勘違いあるある」を、より深掘りしてご紹介します。心と体に寄り添うプロの視点で“モヤモヤ”をスッキリ整理し、パートナーとの時間をもっと自由に楽しむヒントをお届けします。

目次

1. 「中でイけないとダメ」はもう卒業

膣内オーガズム(いわゆる 中イキ)にこだわるあまり、「クリイキしかできない私は劣っているのでは?」と落ち込む相談が後を絶ちません。しかしオーガズムの感じ方は人それぞれ。脳科学の観点でも、性感帯が刺激されると最終的に脳の快感中枢が反応する仕組みは同じといわれています。
たとえばクリトリスを中心に楽しむカップルは世界的にも多く、オーストラリアの研究(2020 年)では「女性の 72%がクリ刺激を最重要」と回答。つまり“どこで”より“どう気持ちいいか”が鍵なのです。

まずはプレッシャーを手放し、呼吸を合わせることからスタート。深い腹式呼吸を意識すると自律神経が整い、体の感度が高まりやすくなります。さらにGスポットやポルチオなど複数の性感帯を探る “ボディ・マッピング” を試すと、新しい快感ルートが開けるかもしれません。

2. 彼がイケない=「私の膣がゆるい」わけじゃない

「出産してから膣がゆるんだせいで彼が射精できないのでは?」と不安になる声も多いですが、産後の膣は弾力性を取り戻すのが自然な生理。医学的にも“緩さ”が直接の原因になることは稀です。

実際にはストレス、睡眠不足、アルコール、加齢に伴うテストステロン低下など、男性側に複合的な要因が潜むケースが大半。まずは「あなたのせいじゃないよ」と伝え、プレッシャーを取り除くことが最優先です。
そのうえで、①体位と角度を変える(腰の下にクッションを入れて深い挿入角を作る)、②ピストンのスピードやリズムを変化させる③視覚や聴覚刺激を足す(ライトを落としてムーディに、あるいはエロティックな音楽をオン)など、二人で“実験”を楽しむ姿勢がコツ。成功体験が増えるほど自信がつき、好循環が生まれます。

3. “演技”より “演出” で盛り上げよう

感じていないのに大げさに喘いでしまうと、相手はその方法がベストだと誤解し成長の機会を失います。一方で素の反応だけでは雰囲気が盛り上がらないのも事実――そこで鍵になるのが 演出

たとえば「そこ気持ちいい!」と目を合わせながら声をワントーン上げる、腰を軽くそらして視覚的にアピールする、クライマックスが近づくにつれて呼吸を荒くする……こうした“わかりやすいサイン”はパートナーの自信を高め、互いの快感を底上げします。
さらにセッション後に「ここのタッチが最高だった」「次はもう少しゆっくり攻めてほしい」とフィードバックを交換すると、次回の満足度が段違いにアップ。セックスは共同作業――演出は“二人で作る物語”のスパイスと考えましょう。

4. 「男性はみんな巨乳が好き」は都市伝説

「胸が小さいから自信がない」「豊胸しようか悩んでいる」――こうした相談に三松さんは即答で 「必要ありません!」 と断言します。国内外のアンケートでも、バストサイズより「肌を寄せ合う安心感」「一緒に笑える時間」が満足度を左右するという結果が優勢。

実は “胸フェチ” の男性でも “小さくて形がきれい”“柔らかい質感が好き” などこだわりは多様。自分の魅力をトータルで活かす視点が大切です。バストに自信がないなら、デコルテや背中のラインを引き立てるランジェリーを選ぶ、乳首へのライトタッチで官能を高めるなど“魅せ方の工夫”でいくらでもカバーできます。

5. 潮吹きできなくても全然 OK

AV の影響で「潮吹き=イケる証拠」と思い込みがちな人もいますが、潮吹き(スキーン腺分泌)は生理現象の一種で、オーガズムとは別物。
そもそも潮吹き経験率は研究によって 10〜40%と幅があり、まったく起こらなくても性感の質には影響しません。むしろ“出さなきゃ”と焦るほど交感神経が優位になり、オーガズムから遠のく負のスパイラルへ。

大切なのは「自分の反応すべてが正解」というマインドセット。濡れ方、声、筋肉の収縮――身体が見せるサインを受け止め、五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)を総動員して“気持ちよさのグラデーション”を味わいましょう。

6. “勝負下着” だけに頼らない

レースや黒のランジェリーにテンションが上がる女性もいれば、男性側は「白い綿パンツが逆に好き」というケースも。ポイントは ふたりで好みをシェアする こと。

日常会話で「どんな下着が好き?」と自然にリサーチしつつ、TPO に合わせてチョイスを変えるとマンネリを撃退できます。さらに下着以外にも、香り(シトラスやムスク系)、照明(キャンドルライト)、温度(少し暖かめの室温)など五感演出を組み合わせれば、勝負下着以上のドキドキを演出可能です。

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この記事を書いた人

「性をもっと自由に、もっと身近に」
正しい知識と小さなきっかけを通じて、一人ひとりが“わたしらしいセクシャルウェルネス”を叶えられる社会を目指しています。専門家とともに、性にまつわるさまざまな情報を、わかりやすく丁寧にお届けします。

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