「60代でセルフプレジャーなんて…」そう思っていませんか?でも実は、60代だからこそ、自分の体と心に丁寧に向き合うことが大切なんです。
閉経後のホルモンバランスの変化や、膣の乾燥、不眠、気持ちの落ち込み──それらすべてに対してセルフプレジャーがもたらす意外な効果があることをご存知でしょうか?
この記事では、60代の女性が安全・快適にセルフプレジャーを始めるための知識とステップをわかりやすく解説します。
60代でもセルフプレジャーは必要?──医学的メリットとは
セルフプレジャーは単なる快楽行為ではありません。実は医師の中には「60代こそ積極的に取り入れるべき」と語る専門家もいます。主な理由は以下の5つ。
- ホルモンバランスの安定(エストロゲンとテストステロンの活性)
- 膣の血流改善による乾燥や痛みの軽減
- 骨盤底筋トレとしての筋力維持効果
- セロトニン分泌による快眠・ストレス緩和
- 自己肯定感や自尊心の回復
60代特有の不安や身体の変化
60代になると閉経を経てエストロゲンの分泌が激減。これにより膣の粘膜が薄くなり、乾燥やかゆみ、性交時の痛みを感じやすくなります。また、性欲も若い頃と比べて波が出やすくなり「もうそういう気持ちにならない」と感じる人も。
でも、「気持ちにならないから終わり」ではありません。むしろ、身体をいたわるようにセルフプレジャーを通じて膣の機能を維持することが、更年期以降の快適な人生を支えるのです。
医師もすすめる!セルフプレジャーの安全ガイド
セルフプレジャーを始める前に、以下のポイントを確認しておきましょう。
- 高血圧や心疾患の方は血流増加による影響がないか医師に確認
- 皮膚が薄くなっている膣への刺激は無理なく優しく
- 潤滑剤の活用(できれば水溶性のグリセリンフリー)
グッズなしでも始められる!ステップ別セルフプレジャー
最初から道具に頼らなくてもOK。まずは「自分の手」と「呼吸」だけでスタートしましょう。
STEP1:リラックス準備
深呼吸をして、部屋をあたたかく整えましょう。照明を落として、アロマを焚くのもおすすめ。
STEP2:手で触れてみる
膣まわりや太もも、乳首など、自分が気持ちよさを感じやすいところをゆっくり触れてみます。膣内に入れる必要はありません。
STEP3:潤滑剤やローションの活用
膣まわりが乾燥している場合、潤滑剤の使用は必須です。「デリケートゾーン専用」のものを選びましょう。
STEP4:初心者向けグッズの選び方
市販のセルフプレジャーグッズには、小型で静音設計のものもあります。「強すぎない」「挿入しなくていい」ものから試すと安心です。
STEP5:アフターケアも忘れずに
使用後はやさしく洗浄し、膣周辺を保湿すること。さらに、骨盤底筋エクササイズを日常に取り入れることで、より効果を実感しやすくなります。
よくある質問Q&A
Q. 60代でセルフプレジャーはおかしくない?
A. 全く問題ありません。むしろ医師が推奨する健康習慣のひとつです。
Q. 頻度はどれくらいが良い?
A. 週1〜2回が目安ですが、無理に決める必要はありません。心地よさを重視しましょう。
Q. ぐっずを家族にバレずに保管したい
A. 歯ブラシポーチ型や化粧ポーチ型の保管ケースがあります。目立たないデザインがおすすめ。A. 全く問題ありません。むしろ医師が推奨する健康習慣のひとつです。
不安なときは専門家に相談を
「自分に合ったグッズがわからない」「痛みがあるのは普通?」そんなときは、オトナのお悩み保健室のLINEチャット相談をご利用ください。
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60代でも、自分を慈しむ時間を持つことは、決して遅くありません。あなたの人生がより豊かに、心地よく輝きますように。







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