【お悩み相談】「一人エッチではイケるのに…」出産後のセックスの悩みを解決したい!

オトナのお悩み保健室では、性生活・セックスレスに関する専門家のアドバイスをもとに、パートナーとの関係や性のお悩みを丁寧にサポートします。今回は、産後にオーガズムを感じられなくなったというご相談を紹介します。

※ご相談内容はプライバシー保護のため一部編集しております。

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産後にオーガズムを感じなくなる原因とは?

35歳・既婚のAさん(仮名)は、夫とのセックス中にオーガズムを感じられないことに悩んでいらっしゃいます。高校時代は多くの方と経験があったものの、初体験でしかイケず、夫とは初めは毎回オーガズムを感じられていたとのこと。しかし、長男の出産後から急に感じにくくなり、今では結婚8年でたった一度しかイケていません。産後の性の変化には、ホルモンバランスや骨盤底筋の変化、性交痛などが関係していることが多いです。

具体的なお悩みポイント

  • 出産を重ねるごとにオーガズムを感じにくくなった
  • 挿入時の潤い不足で痛みや出血がある
  • 一人エッチ(セルフプレジャー)ではバイブでイケるのに、夫とのセックスでは感じられない
  • 市販の媚薬やアダルトコンテンツの導入でも改善しない

【専門家アドバイス】産後のオーガズム再獲得に向けて

1. 演技をやめてパートナーに本音を伝える

オーガズムの演技を続けると、現状が「満足できている」とパートナーに誤解され、根本改善が難しくなります。まずは「痛みがある」「イケない」と率直に伝え、専門家への無料相談も検討しましょう。

2. 前戯の充実で性感を再開発

産後の身体をいたわりつつ、前戯(愛撫)の時間を長くとることが大切です。背中や太もも、乳首など全身を丁寧に愛撫することで、性感受容が高まります。また、フェロモンマッサージなどオイルを使った全身マッサージは、新たな性感スポットの開拓にも効果的です。

・ローションやジェルで潤いをサポート

潤い不足や挿入時の痛みがある場合、市販のローションやジェルを使用しましょう。

・骨盤底筋トレーニングで敏感度アップ

骨盤底筋の衰えはオーガズムの感度低下にもつながります。簡単な「ケーゲル運動」を習慣化し、筋力アップを図りましょう。

3. 医療機関でのケアも検討

性交痛や乾燥が強い場合は、婦人科や性科学クリニックでのホルモンバランスチェックやレーザー治療、潤滑剤処方を受けるのも一つの方法です。恥ずかしさを乗り越え、専門家のサポートを受けることで改善が見込めます。

まとめ:産後の性生活を前向きに楽しむために

産後はホルモン変化や身体のダメージで性感が変わりやすい時期です。しかし、適切なコミュニケーションとケアでオーガズムを再獲得できます。まずはパートナーと本音で話し、前戯の充実や骨盤底筋トレーニング、必要に応じた医療サポートを取り入れてみてください。新たな快感をご一緒に楽しみましょう!

オトナのお悩み保健室では、あらゆる性生活のお悩みを専門家が無料で相談受付中。お気軽にご連絡ください。

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「性をもっと自由に、もっと身近に」
正しい知識と小さなきっかけを通じて、一人ひとりが“わたしらしいセクシャルウェルネス”を叶えられる社会を目指しています。専門家とともに、性にまつわるさまざまな情報を、わかりやすく丁寧にお届けします。

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