セックスで濡れないことで悩んでいませんか?
「濡れづらい」ことで性交痛を感じたり、挿入が難しくなったりすることでセックスを避けてしまう……。こうした悩みがきっかけで、セックスレスに繋がるケースも少なくありません。
他人と比較しにくく相談しづらい問題だからこそ、「自分の体はおかしいのでは?」と不安を抱く方も多いですが、実は「濡れやすさ」は体調や精神状態、ホルモンバランスによって日々変化するもの。デリケートな問題なので、「自分がおかしい」と思い詰める必要はありません。
本記事では、セックスで濡れない原因とその改善方法について詳しく解説します。
濡れるメカニズムとは?
性的な刺激を受けると、「幸せホルモン」と呼ばれるオキシトシンが分泌されます。これにより体内の血流が増加し、陰部の血管が拡張。膣壁の腺が刺激され、愛液が分泌されます。
しかし、このメカニズムは体調や精神状態に大きく左右されるため、何らかの要因で正常に機能しないと「濡れづらい」状態になるのです。
濡れづらい・愛液が出ない理由
1. ストレスや疲労
日常のストレスや疲労は、性的興奮や潤滑を妨げる要因になります。心身ともにリラックスすることが重要です。
2. ホルモンバランスの変動
月経周期、妊娠、授乳、更年期など、ホルモンの変動は潤滑度に影響を与えます。
3. 不安や緊張
セックスに対する不安や緊張は、潤滑を低下させる原因となります。パートナーとコミュニケーションを取り、お互いの理解を深めることが大切です。
4. 刺激不足
十分な前戯がないと、興奮が足りず潤滑が不足することがあります。
5. 加齢
年齢とともに体の変化が起こり、愛液の分泌が減少することもあります。
濡れづらい時の対処法
1. 体調を整え、水分摂取を意識する
体を冷やさず、日頃から水分をしっかり摂ることで、体液の循環を促します。
2. “感じやすい脳”を育てる
性的刺激を受け入れやすくするために、日常的に恋愛小説や官能小説を読んだり、女性向けのAVを観るのもおすすめです。
3. ローションを活用する
潤いを補うために、ローションを使用するのも効果的です。挿入前にパートナーと一緒に塗ることで、より快適なセックスが楽しめます。
4. 体位を工夫する
挿入しやすい体位を試してみるのも一つの方法です。例えば:
- 仰向けでお尻を少し浮かせる体勢 → 挿入がスムーズになりやすい
- 後背位で足を大きく開く → 挿入の角度を調整しやすい
パートナーと一緒に試行錯誤しながら、二人に合った方法を見つけましょう。
まとめ
「濡れづらい」ことは、決して珍しい悩みではありません。ストレスやホルモンバランス、刺激の不足などさまざまな要因が影響しているため、適切な対策を試してみることが大切です。
自分の体を知り、パートナーとコミュニケーションを取りながら、少しずつ改善を目指しましょう。
Comments