「最近まったく触れ合えていない」「旦那としたい気持ちはあるのに、どう切り出せばいいかわからない」――。40代は仕事・子育て・更年期などライフイベントが重なり、いわゆるせックスレスに直面しやすい年代です。本記事では、最新調査をもとにしたレス率の実態から、具体的な解消ステップ、そして「旦那としたい気持ち」を伝えるためのフレーズまでを網羅的に解説します。
40代夫婦のレス率はどれくらい?最新調査で読み解く
国内外の複数調査によると、40代夫婦のせックスレス率はおおむね45〜55%前後と言われています。30代の約1.3倍というデータもあり、40代は性の距離が開きやすい年代だといえます。共働き比率の上昇や、子どもの進学・親の介護など、生活ストレスが増えることが背景にあります。
なぜ40代でせックスレスが起きやすいのか
きっかけになりやすいライフイベント
- 更年期によるホルモンバランスの変化
- 子どもの受験や進学に伴う生活リズムの乱れ
- 単身赴任・在宅勤務など働き方の変化
- 親の介護や将来の不安による精神的ストレス
妻側の「旦那としたい」のにできない本音
「体型が変わって自信がもてない」「更年期症状で気分が落ち込みがち」など、気持ちはあっても一歩が踏み出せないケースが多数。
ポイント:自分を責めず、“心と体の変化は自然なもの”と認めることから始めましょう。
夫側の“触れたいのに誘えない”葛藤
加齢による勃起力の低下や仕事ストレスで自信を失い、「誘って拒否されたらどうしよう」と尻込みしてしまう人も。
ポイント:EDは治療できる時代。「相談=恥ずかしい」は思い込みです。
あなたの家庭は大丈夫?せックスレス危険度セルフ診断
- 最後のセックスから半年以上経っている
- スキンシップ(ハグ・キス)が月1回以下
- パートナーの「手をつなごう」に抵抗を感じる
- 就寝時間がほぼ毎日ズレている
- 性的な話題を出すと気まずい空気になる
3つ以上当てはまったら要注意。今日からできる小さな行動を探しましょう。
40代からでも間に合う!せックスレス解消ロードマップ
フェーズ① 心と体の準備
- 健康診断・婦人科/泌尿器科を受診し、体調を可視化
- 睡眠・食事・運動を整え、ホルモンバランスを安定させる
フェーズ② コミュニケーション再構築
- 「ありがとう」を毎日言葉にする
- 抱きしめる・肩をもむなど非性的スキンシップを増やす
- 子ども抜きの夫婦デートを月1回設定
フェーズ③ スモールステップで再開
- ハグ&キス → 手をつなぐ → 軽い愛撫 → セックス
- 最初は時間帯を固定(週末の昼など)し、焦らず進める
旦那としたい時に使える“誘い方フレーズ”5選
- 「最近忙しかったよね。今日は二人でゆっくりしない?」
- 「あなたのにおい、落ち着くなあ。もう少し近くに来ていい?」
- 「マッサージしてもいい?そのあと私にもしてほしいな」
- 「昔みたいに手をつないで寝ない?」
- 「今日はあなたと一緒に寝たい気分なんだ」
相手を責めず、自分の希望を素直に伝えることがコツです。
ホルモンバランスを整えるセルフケア
- 大豆イソフラボン・ビタミンEを含む食品を意識
- 軽めの筋トレ&ストレッチで血流を促す
- 就寝1時間前のスマホ断ちでメラトニン分泌をサポート
レス歴5年から再開に成功した40代夫婦の事例
Aさん夫婦は子どもの受験期から5年間レス状態でしたが、非性的スキンシップを週3回取り入れ、3か月目にセックスを再開。半年後には月2回のペースに。「小さなふれあいでも続けると心が繋がる」と語っています。
性のプロがすすめる“話し合い”のコツ
- タイミング:夕食後すぐではなく、リラックスした休日のカフェなど
- 場づくり:スマホを伏せ、相手の話を最後まで聞く姿勢を見せる
- NGワード:「どうして○○してくれないの?」などの責め言葉
解決が難しいと感じたら、専門家への相談を検討しましょう。第三者の視点で整理するだけでも気持ちが軽くなります。
まとめ:“夫婦ふたりの答え”を見つけよう
せックスレス 40代の原因は夫婦ごとに異なりますが、話し合い・スキンシップ・生活習慣という基本を押さえれば、解消の糸口は必ず見つかります。まずは今日、チェックリストと誘い方フレーズのうち一つだけでも実践してみましょう。
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