「付き合った頃はあんなに求め合っていたのに、最近は月に一度あるかないか…」「20代でセックスレスなんておかしいのかな?」 実はいま、20代カップルでもセックスレスに悩む割合は年々増加しています。
理由は生活様式の変化やストレスの多様化などさまざまですが、放置すれば心身や関係性に影響が出ることも。
この記事では、「辛いセックスレス」を感じ始めた20代のあなたが、まず実践すべきセルフチェックと5つの打破ステップ、そして結婚を悩んだときの向き合い方までを徹底解説します。悩みは一人で抱え込まなくて大丈夫。小さな一歩を踏み出すヒントを持ち帰ってください。
なぜ20代でも「セックスレスが辛い」人が急増?
日本性科学会の定義によれば、「性交渉が月に1回未満で、それが双方または片方に苦痛」と感じる状態がセックスレス。コロナ禍以降の在宅勤務やストレス増加、スマホ依存による夜更かしなどが引き金になり、20代カップルの〈レス率〉はおよそ30%とも言われます。
若いからといって「自然に戻る」わけではなく、早い段階で原因を知り対策を取ることが大切です。


セックスレスが“辛い”と感じる3つの理由
- 自己肯定感の低下
「魅力がないのかも」と自分を責めがちになり、日常のモチベーションまで下がる。 - ホルモンバランス・ストレスの影響
不規則な生活で性欲ホルモンが減少。欲求のズレが広がりやすい。 - 愛情確認の機会減少
スキンシップが減ると“愛されている実感”が薄れ、会話もギクシャク。
「辛い」と感じるのは、あなたの心が健全に危険信号を出している証拠。無視せず向き合いましょう。
まずはセルフ診断!“隠れレス”チェックリスト
- 性交渉はここ3か月で0〜1回
- キス・ハグが週1回未満
- スキンシップを避ける・拒まれる場面が続く
- 相手への性的な話題がタブー化している
- 「誘うのが怖い/面倒」と感じ始めた
3つ以上当てはまるなら“隠れレス”状態かもしれません。まずは現状を認めることが解決への第一歩です。
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20代カップルがセックスレスを打破する5つのステップ
ステップ1:会話の“見える化”で本音を共有
「どうして最近しないの?」と責める聞き方はNG。
Iメッセージ(例:「私は寂しいと感じている」)で自分の気持ちを伝え、相手の言い分を遮らず最後まで聞き切ること。付箋や共有ノートを使って感情を書き出すと、口に出しづらい本音も可視化できます。
ステップ2:スキンシップのハードルを下げる“30秒ハグ”習慣
いきなり本番を目指すより、帰宅後に30秒だけ背中からハグなど「ほっとする触れ合い」を日課に。皮膚接触でオキシトシン(愛情ホルモン)が分泌され、自然とムードが戻りやすくなります。
ステップ3:自分の性欲リズムを知るセルフケア
特に女性はホルモン周期で性欲が変動。
生理管理アプリで“性欲の高まる時期”を記録すると、誘いどきを見極めやすくなります。ヨガや入浴で血行を促し、自分をリラックスさせるセルフプレジャーも推奨。
ステップ4:時間と場所を整える“デート設計”
仕事・家事に追われる20代こそ「性のための時間」をスケジュールに組み込む発想が有効。
・いつものベッドを離れホテルステイ
・照明を落とし、好きな香りのディフューザーを焚く
非日常の演出が心理的スイッチを切り替えます。
ステップ5:プロに頼る—相談窓口・医療機関・オンラインサービス
「頑張っても進展ゼロ」なら、第三者の力を借りるのが最短ルート。
オトナのお悩み保健室では、カウンセラー・助産師・セクシャルセラピストなど性の専門家がLINEで事前相談を受付中(無料・匿名)。デリケートな悩みも安心して打ち明けられます。
放置するとどうなる?20代でレスが長期化するリスク
・浮気・不倫など外部に愛情を求めるリスク
・妊娠を望むタイミングでの「行為自体のハードル化」
・精神的距離が拡大し、同居ストレスが慢性化
早期対処は、未来の自分たちを守る投資です。
結婚を悩んだら?セックスレスが将来設計に与える影響と向き合い方
「レスのまま結婚して大丈夫?」
そう感じるのは当然の不安。以下の視点で“相性”か“一時的課題”かを見極めましょう。
- 価値観の共有度:性生活への期待を率直に話し合い、ズレが許容範囲か確認。
- 改善意欲:お互いが努力する意思を持てるかどうか。
- 将来計画との連動:妊娠・出産のタイミング、ライフプランと絡めて話す。
どうしても本人同士で整理が難しい場合は、カウンセリングを活用するのも手。専門家が間に入り、結婚後の性生活や役割分担まで具体的に設計できます。

まとめ:辛いセックスレスから一歩踏み出すために
20代でセックスレスに悩むのは珍しくありません。
セルフ診断→5ステップの実践→早めのプロ相談という流れを意識して、「辛い状態」を長期化させないことが大切です。
「難しいかも…」と感じたタイミングこそ変化のチャンス。オトナのお悩み保健室があなたの「最初の一歩」を全力でサポートします。







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