「セルフプレジャー、やってみたいけどちょっと怖い…」そんなふうに感じたことはありませんか?
最近では「セルフプレジャー=自分を大切にするセルフケア」として注目されていますが、実際には「興味はあるけど不安」「ちょっと怖い」と感じる方も多いのが現実です。この記事では、セルフプレジャーが“怖い”と感じる理由と、その不安をやわらげるやさしい始め方についてお伝えします。
セルフプレジャーが「怖い」と感じるのは普通のこと
まず、安心していただきたいのは、「セルフプレジャーが怖い」と思うのは決して珍しいことではないということ。
「怖い」と感じる主な理由
- どこをどう触ればいいかわからない
- 痛いんじゃないかと不安
- 見られたら恥ずかしい
- 罪悪感がある
- 「女がそんなことするなんて」と思われそう
性に関する情報は学校でも家庭でもほとんど教えてもらえず、「してはいけないこと」として刷り込まれてきた方も多いのではないでしょうか。
だからこそ、セルフプレジャーに対する“怖さ”は、とても自然な感情なのです。
「怖さ」の正体をひもといてみましょう
①「痛いかも」「やり方がわからない」
「セルフプレジャーって、どこをどう触ればいいの?」「痛くない?」そんな不安は多くの人が抱いています。
実際、強くこすったり無理に刺激を与えると不快感につながることもあります。まずは指で“なでる”だけでOK。性器に触れなくても、自分の胸やお腹、太ももなどをそっと撫でるところから始めましょう。
②「こんなことしていいの?」という罪悪感
セルフプレジャーを「恥ずかしいこと」「してはいけないこと」と感じてしまうのは、教育や文化の影響が大きいです。でも、本来は誰かを傷つけるわけでもなく、自分を知り、癒すための行為です。
「私は自分を大切にしていい」と思えること。それがセルフプレジャーの本質です。
③「誰かにバレたらどうしよう…」
「音が出たら?」「グッズが見つかったら?」「検索履歴が…」など、バレることへの不安もありますよね。
対策としては、静かなグッズを選ぶ・寝室やお風呂など安心できる場所で行う・履歴をこまめに削除するなど、自分が安心できる環境を整えることが大切です。
怖さをやわらげるセルフプレジャーのはじめ方
ここからは、「やってみたいけど怖い…」という方でも試しやすい、3つのステップをご紹介します。
Step1|性器に触れなくてもOK。まずは「気持ちいい場所」を探す
性感帯=性器ではありません。胸・お腹・太もも・うなじなど、触れて心地よい場所を少しずつ探してみましょう。服の上からでも十分です。
Step2|安心できる環境をつくる
- 照明を暗くする
- 好きな香りのアロマを焚く
- イヤホンで落ち着く音楽を流す
「ちょっとだけ非日常」を演出するだけでも、緊張がほどけて心と体がリラックスしやすくなります。
Step3|「イカなきゃ」は不要。少しでも気持ちよかったらOK
セルフプレジャーは、オーガズムに達することがゴールではありません。「なんとなく気持ちいい」「少し癒された」それだけで十分です。
無理せず、自分のペースで少しずつ体と仲良くなっていきましょう。

「どうしても怖い」そんな時は、誰かに相談してみて
もし「怖さが強すぎて何もできない」と感じたら、ひとりで抱え込まずに、性の専門家に相談することもおすすめです。
オトナのお悩み保健室なら、LINEで匿名相談も可能
「こんなこと聞いていいのかな…」と思うようなことでも大丈夫。オトナのお悩み保健室では、経験豊富なカウンセラーや専門家があなたの気持ちに寄り添ってくれます。
まとめ|怖さの奥にある“自分を大切にしたい気持ち”に目を向けて
セルフプレジャーに怖さを感じるのは、決して悪いことでも、弱いことでもありません。
その奥には、「もっと自分を大切にしたい」「自分のことを知りたい」という気持ちがあるはずです。
あなたのペースで、無理のない範囲で、「自分にやさしくなる時間」を始めてみませんか?
最初の一歩が怖くても大丈夫。オトナのお悩み保健室は、そんなあなたをそっと応援しています。







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