数万組の夫婦を支えた真由美所長が、仲良しなのにセックスが途絶えた“友だち夫婦”の切実な相談に回答。
鍵はEHSセルフチェックで潜在EDを可視化し、成功体験×クリニック受診で自信を取り戻す三段階アプローチです。
ご相談:結婚前からレス。最後の営みは2年前

夫32歳、私は31歳です。交際中は週1回あったセックスが同棲後に激減し、結婚2年半が経つ今は完全レス。私の提案でホテルやコスプレも試したものの、夫はノリ切れず中折れが頻発。「愛情はあるのに身体がついてこない」状態が続いています。
回答:対話力が高い“花マル夫婦”は改善余地が大きい
性の悩みを言語化できる夫婦は少数派。あなた方はコミュニケーション土台ができているので、正しい方法で動けば再燃は十分可能です。ポイントは「中折れ=ED傾向」を放置しないこと。
1|若年層にも拡大するED界隈
スマホ疲れ・睡眠不足・ストレス社会で20〜30代のED外来受診者が年々増加しています。真由美所長が関わるガイドラインでも、若年EDの多くは心因性(プレッシャーや自己否定感)と生活習慣要因(血流低下・ホルモン減少)がハイブリッドで絡むと報告されています。
2|Step1:EHSで勃起硬度をセルフチェック
EHS(Erection Hardness Score)は1分で出来る世界標準の自己判定法。
食べ物にたとえた硬さイメージで、恥ずかしさが軽減されるのがメリットです。
- 0:陰茎は大きくならない
- 1:陰茎は大きくなるが、硬くはない(こんにゃく)
- 2:陰茎は硬いが、挿入に十分なほどではない(みかん)
- 3:陰茎は挿入には十分硬いが、完全には硬くはない(グレープフルーツ)
- 4:陰茎は完全に硬く、硬直している(りんご)
実際には朝勃ちの硬さを基準に判定するのが正確です。グレード2以下が2回続いたら専門受診を検討しましょう。早期治療ほど改善率が高いことが臨床データで示されています。
3|Step2:成功体験を積ませるエンタメ戦略
男性は「できた!」という成功体験で自信が回復し、次の勃起が安定しやすくなります。ポイントは「プレッシャーゼロ」「遊び感覚」の2つ。
- 風俗ごっこ:役割を決め、女性主導でTENGA射精へ導く。オーラルが苦手でもOK。
- ロールプレイ:普段と真逆のキャラやセクシーランジェリーでドーパミンを刺激。
- NGワード:「抱いて」「早く入れて」は緊張を増幅。行為名より体験名で誘う(例:”今日はマッサージ屋さんごっこしよ”)。
TENGAでも中折れする場合は器質性または重度心因性EDのサイン。迷わず専門医へ。
4|Step3:クリニック受診をスマートに促す
男性のプライドを傷つけず受診に繋げるコツは「一緒に」「メンテナンス」というワード。
自分だけが問題という意識を和らげます。
- 「最近は20代でもED外来通いが普通みたいだね」
- 「私も婦人科検診に行くから、2人で健康チェックしよう」
- 「歯医者のクリーニングみたいに、3ヶ月に一度行く人も多いらしいよ」
受診すればバイアグラなどのED治療薬で75〜80%が初回から勃起改善を実感します。成功体験を加速させる強力な武器として活用しましょう。
EDケアは歯の定期クリーニングと同じ
泌尿器科医の共通見解は「使わなければ衰える」。月1〜2回の射精習慣が陰茎海綿体を鍛え、血管と神経の健康を保つ“筋トレ”になります。薬で硬度をキープしつつ、食事・運動・睡眠も見直すと治療効果が長持ちします。
まとめ:3ステップで愛情と性機能を同時に再点火
①EHSセルフチェック → ②エンタメ成功体験 → ③専門受診+生活改善の流れで、セックスレスも中折れもリセット可能。「花マル夫婦」の対話力を武器に、今日から一歩を踏み出しましょう。
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