「彼とセックスしてもイケない…」「外イキはできるけど、中イキは無理」。そんな風に悩んでいる女性は、実は少なくありません。
でも、それはあなたの体が“悪い”わけでも、パートナーとの相性が“合わない”からでもないのです。ちょっとした心と体の準備が整えば、中イキを感じられる可能性は十分にあります。
中イキと外イキの違い
まず知っておきたいのは、中イキと外イキはどちらも女性の大切な“快感の形”だということ。
外イキは主にクリトリスへの刺激で起こるオーガズム。一方で中イキは、膣の奥にあるGスポットやポルチオなど、膣内部への刺激で感じるオーガズムを指します。
多くの女性が外イキの経験はあっても、中イキは難しいと感じています。調査では「女性の約7割が外イキのみ」とも言われています。

中イキできない理由7つ
1. 体の準備不足
濡れが足りない、リラックスできていない、緊張しているといった状態では、性感帯に触れても痛みや違和感を覚えやすくなります。
2. セックスに「演技」が入っている
「イカなきゃ」「気持ちよさそうに見せなきゃ」と意識するほど、本来の感覚から遠ざかってしまいます。
3. 自分の性感帯を知らない
特にGスポットやポルチオは場所や刺激の仕方にコツがあります。自分で探った経験がなければ気づきにくいのです。
4. 刺激方法が合っていない
パートナーの動きが速すぎたり、“突く”動作ばかりだと、快感につながりにくくなります。
5. 心のブロック
「恥ずかしい」「感じたら軽く見られるかも」という気持ちが無意識に快感を抑えてしまうことがあります。
6. セルフプレジャーの経験不足
自分で性感帯を探索したことがないと、どのように気持ちよくなるのかが掴みにくいものです。
7. ホルモンやメンタルの影響
ピルの服用、更年期、ストレスや疲労などでホルモンバランスが乱れると、感度が落ちたり性欲が減ることもあります。
中イキを目指すためのステップ
1. 「イケない」を手放す
「イカなきゃ」と思うほど緊張します。結果ではなく“感じるプロセス”に意識を向けましょう。
2. パートナーと感覚をシェアする
どこをどう触られると心地いいか、少しずつ伝えてみましょう。コミュニケーションが近道です。
3. セルフプレジャーで探索する
指やグッズを使って膣内をゆっくり触ることで、性感帯を育てていくことができます。
4. 専門家に相談する
一人で悩むより、性の専門家に相談することで新しい視点や解決の糸口が得られることもあります。
中イキできないのは“普通のこと”
中イキは誰にでも簡単にできるものではありません。
感じ方には個人差があり、それぞれのペースがあります。焦らず、自分の体を知ることから始めましょう。
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FAQ(よくある質問)
Q1. 外イキできれば十分じゃないの?
もちろん外イキだけでも十分に満足できます。中イキは“新しい快感の形”として、試してみたい人が挑戦するものです。
Q2. 中イキできないのは体質のせい?
体質というより、体の準備や心の状態、経験による違いが大きいです。誰でも必ずできるわけではありませんが、工夫次第で可能性は広がります。
Q3. グッズを使うのは恥ずかしい?
グッズはセルフプレジャーやカップルプレイをサポートするツールです。むしろ自分を知るきっかけになり、パートナーとの親密さも深まります。
Q4. 相談は本当に匿名でできる?
はい。名前を明かさずに相談できます。安心してあなたの悩みをシェアしてください。







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